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投稿者:shanti-cat
お雑煮2025

日本一シンプルな福井のお雑煮

 
あけましておめでとうございます。

 

お雑煮を作ります。

 
雑煮は丸餅
 
日本一シンプルな福井のお雑煮。

 
餅そのものがご馳走なのです。

米をリスペクトする文化。

 
「映え」とは無縁。

これでいいのだ。

損得軸と善悪軸

「損得より先に善悪を考えよ」

これは「商業界」の創業者、倉本長治氏が、商人としての基本的なありかたを提唱した「商売十訓」の、最初の項目である。
商売に従事していると、どうしても「損得」に物差しが固定されがちであることを戒めているものだと思う。

 
 

ところで、社会人経験を重ねるうちに、ふと、「損得軸」の人と「善悪軸」の人がいることに気が付いた。
もちろんどちらがいい悪いではないし、はっきり二分できるものでもなく、判断基準や行動基準においてどちらが優位に働いているかという話ではある。

 
 

人生訓としては、どちらかに偏ることなく、バランスの取れた判断、行動をすべしという結論で終わってしまうのだが、

これを社会観察のフレームととらえると、角を立てずに生きるコツが見えてくる。

また、言いたいことのアピール、ひいてはマーケティング戦術としてのノウハウとしても活用できそうだ。
 


 
ひとつエピソードを挙げると、

かつて働いていた会社に、「損得軸」のスタッフと「善悪軸」上司がいた。
その「損得軸」スタッフは、営業成績もよく、何かと優秀な人である。

あるとき、そのスタッフを通してイベントのオファーがあり、それは売上にプラスであると判断して、彼は即答でオファーを受けた。
しかし、そのイベントの規模として、必要な費用は、スタッフ権限で決済できる金額を超えていた。
稟議書も通さず、勝手にオファーを受けたことを知った「善悪軸」上司は「すぐ断ってこい!」くらいの勢いで激怒。
ところがそのスタッフは、あろうことか「いや、ちゃんと売上をあげますから」と返してしまい、火に油。
 
「権限を越えた頭越しの判断(組織上の善悪)」を怒っているのに、「売上アップ(組織上の損得)」で返したら、そりゃ炎上します。
 
私は横で見ていて、お互い頭が悪いわけでもなく、長い付き合いなのに、なんでわざわざ炎上させることを言ってしまうのか不思議に思っていたが、価値観や判断基準の思い込みは強固なんだなぁということを実感した次第。

 


 
マーケティングの世界に、顧客をタイプ分類して、それぞれのタイプに響くアピールを網羅する手法がある。

(以下の分類は「損得善悪」とは異なる分類の例だが)
テレビショッピングショーとか、インターネットのながーい商品広告をみれば、
「今すぐお電話を」とか目立つ申込ボタンとかで、申込方法を分かりやすくして行動優位の顧客にアピールし、
「お客様の声」で感情・感覚優位の顧客にアピールし、
そして「研究結果や効能」を理路整然と唱えて思考優位の顧客にアピールし・・・・
が網羅されていることがわかると思う。
 
 
そういった顧客分類方法のバリエーションとしても「損得軸と善悪軸」は使えると思う。
「損得系」「善悪系」の両方に訴えるアピールで、成果を大きくできるはず。

その視点で言えば、長年ずっと学級委員長のようなことを訴え続けている某政党は、損得系の票をみすみす逃していて「損している」と思う。
けなげに生きる人々が報われる世の中であるよう、頑張ってほしいのだが。

 


 
「クレーム対応」においても、
相手が「損得」で怒っているのか?「善悪」で怒っているのか?を相手の話を聞く中で、きちんと把握して、
前述の上司と部下のようなことにならないようにする必要があると思う。
(これは項目を改めて詳しく述べたい)

 
 
最後に繰り返すが「損得軸」「善悪軸」は、どちらがいい悪いではない。

損得観なしでは、生活できないし、最悪破綻してしまう。

一方、善悪観だけだと、「正しくないもの」の排除が前面に出てしまい、非常に息苦しい世の中になってしまう。
「商売十訓」の5番目に「欠損は社会のためにも不善と悟れ」とあるのはさすがだと思う。
 
「善悪軸」の人は、相手も善悪軸で動くと思いがちだし、「損得軸」の人は、相手も損得軸で動くと思いがち。
そして、お互い、そうあるべきと考えがち。
 
バランス感覚を持った上で、「物差しが違うだけ」と認識して受け入れる寛容さを忘れずにいたいと思う。

 
 


 
 

【参考】「商売十訓」倉本長治

1.損得より先に善悪を考えよ

2.創意を尊びつつ良いことは真似ろ

3.お客に有利な商いを毎日続けよ

4.愛と真実で適正利潤を確保せよ

5.欠損は社会のためにも不善と悟れ

6.お互いに知恵と力を合わせて働け

7.店の発展を社会の幸福と信ぜよ

8.公正で公平な社会的活動を行え

9.文化のために経営を合理化せよ

10.正しく生きる商人に誇りを持て

 

春木屋 中華そば

東京荻窪にある、東京ラーメンの春木屋

 

メディアで取り上げられることも多く、the東京ラーメンです。

ノスタルジックラーメン「ノスラー」と分類されることもあるようです
ただのラーメンにしては、なかなか強気の価格設定ですが、高くても売れる中華そばを目指したというだけあって、
麺の風味、煮干しの香りが鼻を抜けて、鶏ガラのしっかりした風味が付いてくるスープと麺とのバランスで、さすがにおいしいと思います。
チャーシューは、噛み応えと赤身肉感があって、私は好きなんですが、トロトロの柔らかチャーシューが好みの人にとってパサパサに感じるらしい。

 

「変わらない味」と言われるために微調整を重ねてきたと謳い、
毎朝、その日の天気や気候・湿度に合わせて水と小麦粉の量を調整していて、季節によって麺の太さを変えているようですが、何度か行っているものの気づきません 笑

戦後の闇市の屋台でスタートし、官憲に負けず、知恵を使って生き延びてきた、そんな物語も込みで、その心意気を味わうために、時々食べに行きます。

 

春木屋 店構え