各駅停車の旅 2
1月18日、「青春18きっぷ」の残りが2日分残っていたので、
2日で福井から東京→大阪を回る計画で、しかもそれぞれ半日滞在して遊べる計画で旅に出た。
福井を朝4時56分発の快速に乗って、まずは米原に向かう。
どんな車両か、ひょっとして特急車両を使用か?と思ったが、普通電車の車両だった。
早朝出発のサラリーマンが数人とおっさん数人だけで、結構がらがらだった。
いい年したおっさんが、席は空いているのに、立って、ずっと運転席側の窓をのぞき込んでいた。きっと相当な「鉄ちゃん」なのだろう。
米原に6時29分に着いて、すぐの6時30分発の金山行きには、同じホーム向かい側だったので、乗り継ぎができた。進行方向の右側の窓際の席に座れた。
岐阜県に入ると、通勤客で結構混んできた。
その時、坂本龍一の「パースフェクティブ」という曲を聞いていたのだが、
その歌詞の「In the gleam of a brillianttwilight I see people torn apart
From each other Maybe that's their way of life」というフレーズと、ホームに並ぶ人、駅から離れてゆく列車の乗客との対比とがマッチして、ちょっと感動した。
聞いている曲と、例えば鉄橋を渡るリズムとがシンクロしたりすると結構楽しい。
これも音楽の楽しみの一つだろう。
乗った時点では、まだ真っ暗だったが、東に向かってゆくということは、夜明けに向かって進むことになる。
だんだん明るくなってきた。
雲の輪郭がはっきりしてゆき、それはまるで海岸線のようで、ちぎれ雲は離れ小島に見えた。
雲に映る朝日が、一瞬虹色に輝き、黄色からオレンジ、そしてだんだんピンク色になり、色濃くなってゆく。
その様子が、それはもうあまりに美しくて美しくて、しかも聞いていた音楽ともマッチして、涙があふれてきた。(はたから見てると危ない人に見えたかも)大垣を過ぎると、もう夜明けだ。